大学生の頃、初めて自分のパソコンを買いました。
大学4年生になったらパソコンを使うことになるらしいと聞いて、
とりあえず購入した次第です。
つまり目的もなく、ただパソコンを購入したということです。

当時はまだ、一家に一台パソコンがあるという時代ではなかったと思います。
今後のためにもパソコンの使い方を覚えなければならない、と考えて
とにかく毎日何かしらパソコンの操作をしようと思いました。

そのためには、毎日パソコンを使うためのきっかけが必要でした。
当時はインターネット回線の契約もしておらず、スタンドアロン状態でしたので、
「ネットサーフィン」を目的にすることはできませんでした。
そこで、私がパソコンを毎日使うためのきっかけとして選んだのは
パソコンに付属していた【家計簿ソフト】でした。

パソコンには様々なソフトが付属されていましたが、なぜか
家計簿ソフトを使うことを選びました。
別に家計簿を以前から書いていたという訳でもないのですが・・・。

日々の収入・支出などを、家計簿ソフトに入力していくために
毎日パソコンに電源を入れるようになりました。
ほんの小さなきっかけでしたが、こうして多少なりとも毎日パソコンの
操作をするようになりました。
今考えると、これがとても大事なことだったのだと思います。

その後、家計簿はエクセルに移行しましたが、それまでの間の
数年間は家計簿ソフトに入力するという日課が続きました。