「パソコンの使い方を教えてほしい」と言われたら、まず何を教えれば良いのでしょうか?

「パソコンの使い方」というだけでは、あまりにも範囲が広すぎます。

パソコンで何ができるのかをすべて列挙するのは、不可能に近いでしょう。

それだけ多種多様な用途があるものですので、「使い方」もそれだけたくさんあるということです。

だから、「パソコンで何をしたいのかをまず言ってもらう」ことが必要です。

しかし、年配の方などで「パソコンを使えるようになりたい」という人は、「具体的に何をしたい」という目的がなく、とにかくパソコンを使えるようになりたいという場合が多いです。

そんな人に何を教えるのか?

パソコン教室などでは、マイクロソフトのワードやエクセルの講座をよく見かけます。

就職活動中などの比較的若い世代であれば、これらの知識が必要になるでしょう。

自分の経験上、ワードはほとんど仕事で使う機会はありませんがエクセルは毎日使います。

プライベートでも、エクセルは頻繁に使います。

ですが、すでに定年退職されたような年配の方に、ワードやエクセルが必要かどうか。

そう考えると、ワードやエクセルを教えるというのは、あまり適していないように思われます。

では、何を教えれば良いのか?

結局は、何を覚えたいのか、目的を持ってもらうしかないと思います。

目的を決めてもらうためには、何をすれば良いのか?

私の考えとしては、「パソコンでこんなことができる」という例を

たくさん示してあげるのが良いと思います。

「パソコンで何ができるのかが分からないから、パソコンで何をしたいのかを決められない」と考えると、様々なパソコンの使用例を見せればその中から「こんなことがしたい」という目的を決められるかもしれません。