初めてパソコンを買ったのは1997年でした。
大学4年生になる前に、バイト代を貯めて購入しました。
富士通のFMVのデスクトップマシンで、OSはWindows 95。
CPUがPentiumの166MHz(まだMMXは付いていない)、
メインメモリは32MB、ハードディスク容量は1.5GBでした。
15インチのCRTディスプレイ、大きくて重いディスプレイをPC本体の上に載せて使っていました。
当時としては、これは比較的余裕のあるスペックでした。
Windows 95の頃は、メインメモリは最低16MBと言われていたと思います。
32MBくらいあれば、比較的動作もスムーズというレベルでした。
ハードディスク容量も、当時であれば1.5GBはそこそこ余裕があるくらいです。
今考えると、よく1.5GBの容量でやっていけたなぁと思いますが。
私が買った機種は、少し上位グレードの機種でした。
定価が33万円くらいで、それを23万円くらいで購入しました。
もう少し低いグレードの機種はメインメモリが16MB、ハードディスク容量は1GBかそこらだったと思います。
当然この頃は、USBメモリなどなく、その他のUSB機器もありませんでしたが、1997年当時でもすでにUSBの構想があったらしく、私のパソコンにはUSBコネクタが付いていました。
パソコンを買った頃、そしてそれからしばらく先までは、USBというものの存在自体を知りませんでしたが、何年も後になってこのパソコンでもUSBメモリなどを使うことになるのでした。
USB機器が普及しだした頃はUSB1.1でしたが、1997年当時の規格なので私のパソコンのUSBコネクタは多分USB1.0でした。
データ転送速度は、USB1.1よりもかなり遅かったはずです。
それでもUSBメモリを使えるようになった時には、かなり便利でした。